2009年3月30日星期一

春が来ます





photos prises au parc Montsouris

やっと試験が終わりました。
五月から八月までの短い研修(PPL)の場所とテーマも決めました。
INRIA(フランス国立情報学自動制御研究所)のMathFiチーム(金融工学チーム)で金融派生商品(デリバティブ)の定価を研究します。
給料は500ユーロ毎月です。
毎月の生活費用にする、十分あります。
今から、定価についての論文を読みます。数学は難しいですが、その研究成果の応用は重要です。いろいろな勉強をします。長い研修(année de césure)も探しています。
帰国のチケットも買いました。研修の始めの前に、上海に帰ります。
故郷を離れた九ヶ月、短いか、長いか、自分も分かりません。

冬は終わりました。春が来ます。
Cite-Uで、花が咲きます。窓の外で、一ヶ月前に枯れ木の枝に、今、ちらほら青がはい上がります。春はやっばり最もすばらしい季節です。大好き。

芥川龍之介の「鼻」を読みました。
日本の小学生、中学生に読書感想文の定番作品です。
この作品が夏目漱石に絶賛されました。人間性の批判と人生の宿命感を表現します。

――人間の心には互に矛盾(むじゅん)した二つの感情がある。
勿論、誰でも他人の不幸に同情しない者はない。
所がその人がその不幸を、どうにかして切りぬける事が出来ると、
今度はこっちで何となく物足りないような心もちがする。
少し誇張して云えば、もう一度その人を、同じ不幸に陥(おとしい)
れて見たいような気にさえなる。そうしていつの間にか、
消極的ではあるが、ある敵意をその人に対して抱くような事になる。
――

――こうなれば、もう誰も哂(わら)うものはないにちがいない。 
内供は心の中でこう自分に囁(ささや)いた。
長い鼻をあけ方の秋風にぶらつかせながら。

「芋粥」も読みました。ずっと求めるものがすぐに手に入れる後の虚しさを感じます。 
「注文の多い料理店」は 私が読んだ童話の中で 一番怖いのです。

 この三つの作品、ほんとうに 子供たちに対して いい作品ですか?  
ちょと早いと思います。
芥川の作品は 人生の一方面 を 描きます。 

1. 長い鼻 -> 正常な鼻 -> 長い鼻
季節に例えて言う 
冬 -> 春 -> 冬 
結論:人生は苦いです。幸せは短い、さらにむなしいです。  

2. もし順序を変えれば 
春 -> 冬 -> 春 
結論:人生は楽しいです。時々困難があったけれど。
 
1.-> 人生を深く描いた文学作品 
2.-> 少年熱血漫画

コインの両面です。

2009年3月9日星期一

更新

ブーログの 久しぶり 更新 です。最近大変忙しいです。

面接に失敗が続けています、でも ずっと Stageを 探しています。学校で、黒い三月です。 一週間中で、全部科目の試験をします。

芥川龍之介の「鼻」と「芋粥」の中国語の翻訳を読みました。宮沢賢治の「注文の多い料理店」も。今、時間がありませんから、考えが後で書きます。面接失敗のものに、色合い ちょと 暗い ではありませんか。haha.

この週末、NHKの記録映画一本を見ました。「激流中国」という記録映画です。プロローグ 「富人と農民工」と第9回 「上海から先生がやってきた ~貧困の村で~」 は 私は 深く心を打たれました。 今の生活絶対に大切にする と思います。
http://www.youtube.com/watch?v=ZgMSDCeGJIQ